「浮気調査を探偵に依頼しよう!」と思ってインターネットを開くと、探偵と一緒に興信所という文字が。
調査員 ひかり
調査員 優作
- 探偵と興信所の違い
- 探偵と興信所の歴史と得意分野
LINEやメールなどのやり取り・GPSの情報は浮気の証拠になりません
慰謝料請求・損害賠償請求をする場合には法的に力のある浮気の証拠が必須です。
裁判でも認められる確実な浮気の証拠が欲しい時は、探偵社に調査を依頼する事をオススメします。
失敗しない探偵社の選び方
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【いきなり結論】探偵と興信所ではほとんど違いはない
浮気や不倫の調査、人探し、企業調査、ストーカー対策など様々なトラブルの対策、調査をお願いしようとインターネットで検索すると、必ず探偵、興信所の文字が出てきます。
この探偵と興信所という名前は聞き馴染みはあるものの、この二つの違いを明確に説明できる人は少ないと思います。
いきなり結論から言ってしまいますが、探偵と興信所ではほとんど違いはありません。
調査員 優作
ですが探偵と興信所は全く同じというわけではありません。
探偵と興信所の違い、明確な差はどこにあるのか、詳しく掘り下げていきます。
探偵も興信所どちらも「探偵業法」で管理されている
探偵も興信所も様々な調査を請け負う調査業に分類されますが、実はこれまで日本にはこの調査業を規制、取り締まる法律がありませんでした。
いわば野放しの状態になっていたわけですが、ゆえに探偵や興信所と依頼者の間での様々なトラブルや、探偵や興信所が行う調査に対しての違法行為が横行していました。
法律、取り締まりという観点で、探偵や興信所が行う調査業は完全に盲点となっていたのです。
この調査業に対して必要な規制を定め、探偵業、調査業の業務を適正化する目的で探偵業法が施行され、探偵も興信所のどちらも探偵業法で管理されているようになりました。
この探偵業法の施行は2007年6月1日からとまだ歴史は新しいものではありますが、探偵や興信所だけでなく他人の依頼を受け、人の所在や行動を張り込み、尾行をするという調査業全般に対する規制であり、調査業として営業するのであれば必ず届け出をする必要があります。
ですがいわゆるマスコミといわれる報道機関の依頼を受け、報道する目的の場合は、この探偵業法の適用除外となります。
なので週刊誌などが芸能人のスクープ欲しさに張り込みなどをすることは、探偵業法では取り締まれないということになるんです。
ここ数年で世間賑わせている「文春砲」を始めとする世間を驚愕させるスクープが社会問題となっていますが、いきすぎた取材も大きな問題となっています。
この行き過ぎたマスコミの取材や張り込みも探偵業法やそれに代わる法律で規制できないのか、という議論が加熱している現状もあります。
話は少し脱線しましたが、この探偵業法を違反すると営業停止や営業廃止になるだけでなく、罰金刑、さらにひどい場合は懲役刑が課せられます。
この探偵業法が施行されてから探偵や興信所などの調査業全般における質の向上に繋がっており、消費者センターへの探偵・興信所への苦情、相談件数も年々減少しているのが現状です。
探偵と興信所で得意分野の違いは歴史から分かる
探偵ものの小説やドラマ、アニメは昔から人気が高いことからもわかるように、探偵と興信所の歴史も非常に古いことでも知られています。
日本においても探偵、興信所ともに初めて探偵社、興信所ができたのは明治であり、100年以上もの歴史があります。
調査員 ひかり
探偵の歴史と得意分野
日本において初めて設立された探偵事務所は、1895年(明治28年)に東京・日本橋で設立された「岩井三郎事務所」です。
岩井三郎は警視庁に所属する刑事として、若干20代にして日清戦争の司法主任に任命されスパイの摘発などに関わる敏腕刑事として活躍しました。
その功績は警視庁でも高く評価され、出世街道まっしぐらだった岩井三郎でしたが、警察という組織の中での捜査に大きな限界、疑問を感じ、独立する形で刑事を退官して若干30歳にして岩井三郎事務所を設立しました。
日本において全く前例のない探偵事務所であることに加え、その時代の風潮も向かい風となり設立当社はなかなか世間に受け入れてもらえない状況が続きました。
ですが刑事時代に培ったノウハウや粘り強さ、勘、張り込みなどを駆使し、調査する相手に悟られないように調査を行っていきました。
そして探偵としての実績を上げ、社会的に探偵業の浸透、現在の礎を作り上げました。
少し余談ではありますが、岩井三郎の探偵としての業務は今の探偵業とは少し異なり、いわば小説やドラマで見るような大きな事件の解決などにも尽力していました。
このような歴史からも垣間見れるように、探偵は一個人から依頼を受け、浮気、不倫調査や結婚調査、失踪人調査などの個人の問題を解決することが得意分野として挙げられます。
「調査する対象に身分を明かさずに調査する」というのが、探偵の大きな特徴と言えます。
興信所の歴史と得意分野
日本における興信所の歴史も探偵とほとんど同時期の、1892年(明治25年)に発足した「商業興信所」から始まります。
ですが探偵事務所は岩井三郎という一個人が刑事を退官し独立する形で始まったことに対し、当時の日本銀行の理事を務めていた外山脩造が日本銀行と大手銀行グループの共同出資という形で設立しました。
当時の日本には企業の信用調査を請け負うサービスがなく、企業間と取引する際に相手の資金繰りだ正常に行われているのか、反社会的な組織ではないのかなどが分からないことが多かったのです。
そういった背景もあり、日本銀行と大手銀行グループという大きな後ろ盾のもとで企業の信用調査を行うことが興信所設立の大きな目的でした。
その後すぐの1900年(明治33年)に民間による興信所である帝国興信所も設立され、当時の好景気による企業の爆発的な増加に伴いニーズも増え、一般的に定着していきました。
探偵と比べると生い立ち、歴史は決定的に違い、探偵は一個人から依頼を受け個人間のトラブルを請け負うことに対し、興信所は企業から依頼を受け企業の信用調査を行うことからも、性質が全く違うことが分かります。
ですが現在は興信所も探偵が従来行ってきた浮気、不倫調査や結婚調査、失踪人調査などの個人からの依頼も請け負うようになったことからも、一般的に探偵と興信所の線引きがほとんどなくなりました。
探偵でも興信所でも浮気調査の依頼をするなら「調査力」で選ぼう
探偵と興信所はその生い立ち、歴史は違うものの、現代の日本においてほとんど変わらないものであるということが分かりました。
2007年6月1日に探偵や興信所を始めとする調査業を規制する探偵業法も施行されたことにより消費者センターに寄せられる探偵業に関する苦情や相談も年々減少しています。
敷居が高いイメージもあった探偵、興信所をより依頼しやすく、安心して利用できる環境に整備されました。
ですがやはりその探偵、興信所によって調査力には開きがあり、せっかく依頼しお金を払ったのに、思ったような結果にならなかったということも少なくありません。
探偵でも興信所でも浮気調査の依頼をするなら、まずは「調査力」に焦点を当てて依頼することで、「依頼してよかった」という結果を得ることができます。
やはり探偵も興信所も調査してなんぼ、自分が求めている情報を調査できるかが最も重要というわけです。
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