ドライブレコーダーや小型カメラ、GPSなど、時代の流れとともに浮気調査のやり方や使う道具も変わってきました。
そんななかで今も昔も変わらない、浮気調査グッズと言えば「盗聴器」です。
ですが自分で盗聴器を使って浮気調査をする場合は色々な注意点があります!
使い方を間違えるだけで浮気の証拠どころか「犯罪」になってしまう恐れがあるんです!!
調査員 ひかり
LINEやメールなどのやり取り・GPSの情報は浮気の証拠になりません
慰謝料請求・損害賠償請求をする場合には法的に力のある浮気の証拠が必須です。
裁判でも認められる確実な浮気の証拠が欲しい時は、探偵社に調査を依頼する事をオススメします。
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盗聴器を使って録音した内容に証拠能力はある?
盗聴器を使った浮気調査について詳しく解説する前に、やはり気になるのが「盗聴器を使って録音した内容に証拠能力はあるかどうか」です。
盗聴器で録音したものは浮気の証拠になるのでしょうか。
調査員 優作
盗聴器で録音したものも浮気の証拠になる
パソコンやスマホが普及した現代の日本において、インターネットで調べて自分で浮気調査をするという人も年々増えています。
実際にインターネットで浮気調査について調べるといろんな情報があるわけですが、「盗聴器で録音したものは浮気の証拠になる」というサイトと「盗聴器で録音したものは浮気の証拠にならない」というサイトに分かれます。
基本的に盗聴器は「録音するだけのもの」なので、盗聴器を浮気調査で使っても得られる情報は会話や通話などの音声だけです。
盗聴器は性質上、浮気調査で使われる他のアイテムよりも得られる情報量が少ないため、浮気の証拠として弱い事は確かです。
調査員 ひかり
盗聴器で録音したものは他の証拠の信憑性を高める
盗聴器で録音したものは、もちろん浮気の証拠として裁判で認められる可能性があります。
ですが録音した内容によっては「盗聴器で録音した音声だけでは不十分」となる可能性もありますが、だからと言って「盗聴器で録音したものが裁判で無効というわけではない」のです。
盗聴器で録音した音声だけでは不十分でも、写真や映像、LINEなどのSNSでのやり取りなど、他の浮気の証拠の信憑性を高める証拠となる可能性があるのです。
より信憑性の高い証拠を掴むことが、裁判を有利に進めるため最も大切なことなので、「盗聴器で録音したものは裁判で大いに活躍する可能性を秘めている」のです。
盗聴器を使って浮気調査をする時の注意点
盗聴器を間違った認識で浮気調査に使うと、浮気の証拠として認められないだけでなく、罪に問われてしまう可能性もあります。
調査員 優作
盗聴器を使った浮気調査のリスク・デメリット
浮気調査で盗聴器を使う場合、当然リスクやデメリットも存在します。
まず盗聴器を使った浮気調査のリスクですが、浮気調査で盗聴器を使う際に当然ですが「どこかに盗聴器を仕掛ける必要」があります。
そのため、対象者に盗聴器を仕掛けて浮気調査をしていることがバレるリスクがあります。
また盗聴器を使った浮気調査のデメリットですが、盗聴器という性質から仕方がないことではありますが「音声のみしか情報を得ることができない」のです。
そのため「他の証拠と比べても浮気の証拠として認められる可能性が低い」のが最大のデメリットといえます。
また特に安価な盗聴器に多いことですが、雑音が多かったり、会話や声が遠くて聞き取り辛かったり、録音のミスも多いのもデメリットです。
調査員 優作
違法に収集した証拠は裁判で認められない
まず大前提として、違法に収集した違法収集証拠は裁判で除外されるため、浮気の証拠として認められません。
いくら不貞行為を推認される決定的な浮気の証拠であっても、「違法収集証拠というだけで証拠能力がない」とされます。
実際に決定的な浮気の証拠を掴んでいるにも関わらず、違法収集証拠ということで浮気が認められなかった事例もあります。
そこを踏まえ「盗聴」、「盗聴器」と聞くと、仕掛けたり使うだけで違法になると思われがちです。
しかし日本には盗聴する、または盗聴器を仕掛けたり使用すること自体を規制する法律はないため、「盗聴器を使って浮気調査をすること自体は違法ではない」のです。
ですが盗聴器を仕掛ける場所や方法などによっては、違法となってしまう可能性があります。
盗聴器を使った違法になる浮気調査方法
ここで違法となる盗聴器を使った浮気調査方法について、例を挙げながら解説しています。
まず盗聴器を使って浮気調査をする場合、自分の持ち物、敷地内、自宅に限っては罪に問われません。
ですが他人の持ち物、敷地内、建物に盗聴器を仕掛ける、または盗聴器を仕掛けるために侵入などをすることは違法となります。
以上が盗聴器を使った浮気調査で合法、違法のボーダーラインとなるポイントとなります。
違法となる具体的な例を挙げると、まず最も多いのが盗聴器を仕掛けるために他人の敷地内や建物に侵入し住居侵入罪に問われるケースです。
また盗聴器を仕掛けるために他人のものを壊してしまい器物損壊罪、電話に盗聴器を仕掛けることが有線電気通信法または電気通信事業法に違反するケースもあります。
盗聴器以外にも録音機能のついたアプリを対象者のスマホに許可なくダウンロードし、録音した場合は不正指令電磁的記録共用罪に問われる可能性があるため注意が必要です。
探偵は浮気調査の依頼を受けても盗聴器を設置できない
かなり意外に感じる人も多いと思いますが、探偵が依頼を受けて行う浮気調査で盗聴器は使いません。
探偵が浮気調査で盗聴器を使わないというより、「探偵は浮気調査の依頼を受けても盗聴器を設置できない」のです。
理由は浮気調査で盗聴器を仕掛けるとなると、対象者の車や持ち物、自宅に仕掛けなければなりません。
ですが対象者の車や自宅に盗聴器を仕掛けるためには敷地に入らなくてはいけないですし、対象者の持ち物に仕掛けるのであれば、対象者に接触する必要があり、怪しまれたり罪に問われる可能性があるのです。
そのため「探偵が対象者に盗聴器を仕掛けるのは現実的に不可能」と言えるため、探偵では浮気調査の依頼を受けたとしても、盗聴器を設置することができないのです。
盗聴器で浮気調査をする場合はどこに仕掛ける?
仕掛ける場所によっては違法となってしまう盗聴器。
盗聴器で浮気調査をする場合はどこに仕掛けるのがいいのか?
調査員 ひかり
対象者の持ち物
対象者のカバンなどの持ち物は、最も多い盗聴器の仕掛け場所です。
特にカバンは肌身離さず持ち歩くことが多いため、決定的な音声を録音するチャンスも多いと言えます。
ですが持ち物は中身などを確認する機会も多いため当然バレるリスクが高く、重量のある盗聴器だと重さで気付かれる可能性もあります。
対象者の持ち物に盗聴器を仕掛ける際の注意点ですが、カバンなどの場合はバレないように奥に仕掛けすぎたり、カモフラージュのために他のものを被せたりすると大事な音声を鮮明に録音できなかったということもあります。
また盗聴器を仕掛けるために持ち物の一部を破ったり、改造などをすると器物破損罪に問われる可能性もあります。
対象者の車
対象者が配偶者であれば、いくら対象者名義の車であっても夫婦の共有財産として認められるため、盗聴器を仕掛けるのは合法です。
車は浮気相手との移動や逢瀬に使うだけでなく、車内で性行為に及ぶ可能性もあるため、「盗聴器を仕掛けて最も浮気の証拠を掴みやすい場所」とも言えます。
盗聴器を仕掛けるポイントとしては、ダッシュボードの中や座席の下、ルームランプが定番ですが、より運転席や助手席に近い場所に仕掛けるようにしてください。
対象者の車に盗聴器を仕掛ける際の注意点は、車内はエンジン音やオーディオなどノイズが非常に多いため、盗聴器の録音の音質によっては会話を聞き取れない可能性があります。
また車を小まめに掃除する人の場合、当然バレるリスクも上がります。
家の中
対象者が配偶者の場合、例え配偶者の名義であっても家は夫婦の共有財産として認められるため、車同様に盗聴器を仕掛けるのは合法です。
対象者が浮気相手を自宅に連れ込んでいる可能性が高いのであれば、自宅に盗聴器を仕掛けることで浮気相手との会話や性行為の音声を録音できる可能性があります。
仕掛けるポイントはリビングや寝室、対象者の部屋が定番です。
家の中に盗聴器を仕掛ける際の注意点は、対象者が浮気相手を自宅に連れ込んでいる可能性が低い場合、得られる情報は電話で会話している対象者の声くらいのため、浮気の証拠としてはかなり弱いということが挙げられます。
浮気調査に使える主な3種類の盗聴器
盗聴器と言っても様々なタイプがあり、浮気調査で使える主な盗聴器は、
- 無線盗聴器
- 有線盗聴器
- 録音盗聴器
上記の3種類に分かれます。
これらには、それぞれ特徴やメリットとデメリットもあります。
調査員 ひかり
無線盗聴器
浮気調査で使われている盗聴器のなかで、最も多いのが無線盗聴器です。
無線盗聴器は無線電波を発信し、電波を受信機で受け取り音声を聞くことができる盗聴器です。
メリットは無線のため離れた場所でリアルタイムで音声を聞くことができ、また配線も電源線のみ、電池などで稼働するタイプであれば配線がほとんどないので仕掛けやすいことが挙げられます。
デメリットは無線で電波を飛ばすため、電波干渉があったり、盗聴器発見器などで見つかりやすいことが挙げられます。
有線盗聴器
有線盗聴器は無線電波を発信せず、受信機などを使わずに盗聴器本体、または付属する録音機に音声を録音する盗聴器です。
メリットは無線盗聴器と比べて価格帯が低く、また無線電波を発信していないため盗聴器発見器で発見されないことが挙げられます。
デメリットは無線盗聴器よりもサイズが大きいものが多く、配線も多くなってしまうため、盗聴器発見器以外で発見されてしまうリスクがあります。
また録音した音声を聞くためには当然、盗聴器自体を回収する必要があります。
録音盗聴器
録音盗聴器は録音機能だけ、もしくは録音機能を主とした装置であり、ICレコーダーやボイスレコーダーのことを指します。
メリットは一般的な家電量販店には必ず置いてあり、価格帯も安価なものからあるので手に入れやすく、また形状もさまざまなので仕掛けたことをカモフラージュしやすいことが挙げられます。
デメリットは内臓のバッテリー、もしくは電池に頼るため録音時間が短いものもあり、また録音した音声を聞くためには本体を回収する必要があります。
浮気調査に使う盗聴器の形状はどんなのがあるの?
浮気調査に使う盗聴器は種類もさまざまですが、形状も色んなタイプがあります。
調査員 ひかり
コンセントタイプ
コンセントタイプは基本的にトリプルタップ型、コーナータップ型、テーブルタップ型の3つのタイプがあり、コンセントタップ、もしくは延長コードの形をしています。
コンセントに差すだけで使えて、コンセントから電源を供給するものであれば半永久的に盗聴し続けられるという特徴があります。
マウスタイプ
そのままPCなどのUSBポートに挿して使えるマウスの形をしています。
PCなどのUSBポートに挿して使うので、もちろん通常のマウスとして使うことができるだけでなく、USBポートから電源を供給するためバッテリー切れになる心配も少ないのが特徴です。
ボールペン(ペン型)タイプ
ボールペンとしても使うことのできる、ボールペンタイプの盗聴器もあります。
通常のボールペンと同様に文字を書いたりすることができるのはもちろん、ジャケットのポケットに挿したりカバンのポケットに挿したりという使い方もできます。
安い価格帯のボールペンタイプの盗聴器もありますが、チープだったり重量が重くバレる可能性が高いので注意が必要です。
またボールペンタイプはボールペン自体の大きさが小さいためバッテリーの稼働時間が少ないものもありますが、中には自動で音声を感知して録音をスタートさせるVOX機能の付いたものもあります。
カードタイプ
クレジットカードやキャッシュカードなど、一般的なカードほどの薄さが特徴のカードタイプもあります。
財布やカードケースに忍ばせるという使い方ができます。
電卓タイプ
電卓型の盗聴器はもちろん電卓として使えるため、書斎などに置いても使うことができます。
オフィス用品としてカバンに仕掛けることもできます。
置き時計タイプ
部屋のインテリアとして違和感なく仕掛けることのできる置時計タイプの盗聴器。
時計としても機能だけでなく目覚まし機能が付いているものもあるので、リビングだけでなく寝室に仕掛けても違和感がありません。
浮気調査におすすめの盗聴器5選
盗聴器と言ってもいろんな種類、形状があって迷ってしまうと言う人も少なくないはずです。
調査員 優作
アルインコ DJ-X81
無線盗聴器の受信機の中でもリーズナブルなアルインコのDJ-X81。
機能もかなり豊富で上級者でも満足できる充実さですが、初心者でも使いやすいリセットや設定変更した後でも簡単な操作だけでその状態に戻せるレストア機能やクイックメモリーバンクも搭載しています。
OLYMPUS DM-750
通常のボイスレコーダーの集音マイクは2つであることが多いのに対し、3つの集音マイクで高音質での録音が可能OLYMPUSのDM-750。
2マイクノイズキャンセル、環境に合わせて録音レベルを自動調整するボイスチェイサーという機能を搭載しているため、車内での録音にも適しています。
32GBまでのmicroSDにも対応しており、最長録音時間はリニアPCM形式で最大48時間です。
ベセトジャパン VR-P005N
ベセトジャパン 仕掛録音ペン型ボイスレコーダー VR-P005N-16GB
ペン型としては初の音声自動録音機能を搭載したベセトジャパンのVR-P005N。
最長待機時間は驚異の30日、容量は8GB、128Kbpsで144時間録音可能と、ペン型とは思えないほどの高スペックとなっています。
ベセトジャパン VR-CA02
単3アルカリ電池1本で最大72時間の連続録音が可能なベセトジャパンのVR-CA02。
電卓としてしっかり使えるため自然に仕掛けることができるだけでなく、スイッチを入れるだけで録音が開始し、再生も付属のUSBケーブルをPCに挿すだけと、シンプルな操作性も大きな魅力です。
コニーエレクトロニクスサービス UZ-110Ika
電源タップタイプの盗聴器の中でも高感度コンデンサ-マイクを内蔵していることにより、高音質での録画を実現したコニーエレクトロニクスサービスのUZ-110Ika。
通常のタップと使用でき、コンセントから電源を供給するため半永久的に発信することが可能です。
別途で専用のレシーバーが必要となります。
この記事のまとめ
世間では「盗聴器で録音した音声は裁判で浮気の証拠にならない」と言われることも多いですが、録音した内容によっては裁判を有利に進める大きな証拠になる可能性を秘めています。
ですが盗聴器という性質上、基本的に録音しかできないため「どのように仕掛けるのか」、「どの盗聴器を選ぶのか」が重要になってきます。
調査員 ひかり
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